みんなが長生きする時代になりました。
これからは100歳まで生きることを想定し、ライフプランを練る必要があります。
専業主婦やパート主婦である夫婦の年金は、平均22万円です。
みなさんの生活費はどのくらいですか?
22万円は今、年金を貰っている人の平均なので、きっと将来はもっと少なくなっていることでしょう。
生活費を確保するためには、自分が稼ぐ力を身につけること。
これが「人的資本」です。
つまり、自分の知識や専門分野、あるいは得意なことを資本として、
なるべく長く収入を得ることができれば、老後の不安を解消することができます。
老後に不安を感じてしまう理由は『将来どうなるかわからない』から。
そして『お金が足りなくなるかもしれないから』です。
不安を解消するためには、今、行動を起こすことが大切です。
現在のお仕事は何をしていらっしゃいますか?
長く働き続けるためには、どのような知識を身につければよいのでしょうか。
たとえパート勤務の方であっても、学ぶべきことはたくさんあります。
ここ2,3年、世界的に注目を浴びているのが「リカレント教育」です。
これは、義務教育や大学などの教育を終えて社会人になってからでも、
年齢に関係なく教育機関に戻って学ぶことをいいます。
寿命が延びている今、昔に得た知識では現在にそぐわず、結局単純作業しかできません。
働くということは、自分の時間とお金を交換することです。
それなら、できるだけ高いお金と交換したいですよね?
一例を挙げると、日本女子大学のリカレント教育課程では
女性のための再就職支援プロブラムを実施しています。※参考資料:表①
様々なスキルを身につけることができ、そのうえ就職の面倒まで見てくれるプログラムです。
「そんな余裕はないわ」と思うかもしれません。
しかし、長い目で見ると最初に投資した金額はすぐに回収できるでしょう。
現在の受講料は入学金を含めて33万3,000円です。
そのほか筑波大学や、西日本なら京都女子大学、大阪府立大学、福岡女学院大学などでも
リカレント教育のプログラムが用意されています。
もしお金を借りるなら、日本政策金融公庫の教育一般貸付を利用しましょう。
年収制限がありますが、金利が低い国の教育ローンです。
教育一般貸付は、子どもの教育費だけではなく、自分のためにも借りることができます。
何を学びたいのかわからない場合には、ファイナンシャルプランナーの3級や2級を
受けてみてください。ライフプランを中心とした、お金のことを学べます。
ご自身の家庭のことを、ご自分で考えられるようになりますよ!
まずは3級FP技能士からスタートしましょう。独学でも合格できます。
効率的に学びたい方は、資格学校を活用しましょう。